生きていると、知らず知らずのうちに自分に染み付いてしまっていることってありませんか。
そしてそれが「気づいたら自分を苦しめていた」ってことありませんか。
私はありました。
「これをすると良くない」「これは良い行いだ」私たちは生まれてからの環境や教えによってそういう固定観念を知らず知らずのうちに手にしています。そして常にそれに捉われて生きています。
気づいたらその思い込みが自分に当たり前として染み付いています。
自分の当たり前じゃないことに対して、違和感を感じたりします。でもそれって本当に当たり前?
当たり前って思い込んでいるだけでは?
そんな思い込みについてフォーカスしていきます。
知らない間に根付いた思い込み
私は少し前に電車の中で具合が悪くなってしまったことがありました。
持病のメニエールの影響なのか目眩が起こって、フラフラになりながらも必死で吊り革に掴まって、次の駅で降りるまで必死に耐えました。
電車を降りてホームのベンチに腰を掛け、しばらくすると冷や汗と目眩は落ち着きました。
私はなぜ、電車の中で必死に立ち続けたのか。
それは、「電車の中で座席以外の場所に座ったら周りの方に嫌な顔をされる」という思い込みによって、自分の体調を優先せずに周りの目を気にした結果でした。
もちろん、普段は乗降する方の迷惑になるのでその行動は良くないです。でも目眩でフラフラで立ってられない状況なら、自分の体を優先してその場に座り込んでしまった方が楽だったのではないかと今はそう思います。
もしかするとその状況に親切な方が席を譲ってくれたのかもしれません。
今思うと他人の目を気にして自分に厳しくする必要はなかったですよね。
思い込みは自分の想像以上に自分に染み付いています。
上手に思い込みを手放すことができたらもっと楽に生きれるかもしれない。
今はようやくその思い込みについて、考え直すことができるようになりました。
自分の年齢を自分で決めてみる
私は1979年生まれです。
そこから私の現在の年齢を算出することは容易いでしょう。
生年月日は言えますが、私は自分の年齢を人に聞かれても年齢で答えるようなことは基本的にしません。(もちろん状況にもよりますが。)
その理由は、私は年齢を自分で決めて思い込むという実験をしているからです。
正しい年齢を口にするとせっかくの思い込みが崩れてしまう可能性があるので出来る限り本当の年齢は口にしません。
ちなみに私の思い込みの年齢は30歳です。
でも「私は30歳です」と口に出すと年齢詐称になるので、年齢を聞かれた場合は生年月日で判断してもらいます。
そして思い込みの成果なのか、私は本当に30歳くらいに思われることが多いです。
もちろんそれなりにシワやシミはあります。
だけど、それでもなぜか若く見られます。
思い込みのパワーはすごくて、「私はもう⚪︎⚪︎歳だから」と思っていると本当に年相応になってしまいます。
私は年齢を決めるようになってから、髪や肌は以前よりも艶やハリが出ているような感覚があります。
また、以前よりも体が疲れにくくなったという実感もあります。不思議ですけど、これ本当の話です。
人によっては、いい年齢なくせに30歳って思い込んでるなんて、ってネガティブな意見を持つ方もいるかもしれません。でも、自分の年齢を決めても誰にも迷惑はかけません。
よかったら騙されたと思って一度やってみてください。
「そんなの信じない」って思って何もしない人と、「一度やってみよう」と行動に移す人とでは結果は必ず違ってきます。
そして、その小さな差はやがて大きな差へと変わっていきます。
この思い込みのコツは、自分が違和感のない年齢に設定すること。
自分が思い込める年齢にすると思い込みやすくなるので、個人的にはオススメです。
なりたい自分を演じる
なりたい理想な人はいますか?
きっと、誰もが1人はいると思います。
その理想が自分だって言い切れる人っているんでしょうか。
もし居るなら是非連絡ください。そんな素敵な人に私は会いたいです。
私はなりたい理想像はあるものの、その理想にはなれていません。
なりたい自分を想像し、できる範囲で演じています。
でも、「理想の家に住んでいる」とか「ファーストクラスでカナダまで旅行している」といった、演じるだけでは辿り着けない現実があるんです。
だけど、その理想が程遠いからと言って、「私には無理」と諦めないようにしています。
自分の理想から離れていたって、その理想になりたいと思う気持ちは無くしてはいけないです。
理想の人生を追い求めて、そこへ向かうにはどうしたらいいのか。
考えることが大切。
そして、その理想を諦めたくないという強い気持ちはいつか考えを行動に繋げてくれます。
今できること、それは理想の自分を演じること。
そこから自分の世界は広がっていきます。
なりたい自分を思い描いて、少しでもその理想へ近づいて行きましょう。
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