ふと、「豊かさってなんだろう」と考える時がある。
たくさんの物があること?お金があること?自由な時間があること?
どれも素敵だけれど、それだけでは心が満たされるとは限らない。
どんなに満たされても、足りないと感じるとき
どんなにお金を持っていても、
どんなにモノに囲まれていても、
心のなかが乾いていると、何も感じられなくなる。
「もっと、もっと」と求め続けるほど、
本当の豊かさは、どんどん遠のいていく気がする。
豊かさは、感謝と愛から生まれる
誰かの笑顔にふと救われた日。
おだやかな朝の光に、心がやわらぐ瞬間。
「ありがとう」って言葉を交わし合える関係。
そんな何気ない瞬間に、豊かさの正体があるような気がする。
愛を持って、誰かと関わる。
目の前の今を、大切にする。
感謝を忘れず、今日を生きる。
そこに、豊かさはちゃんと根を張る。
比べることではなく、自分にとっての豊かさを
誰かの基準で豊かさを測ると、
きっといつまでも「足りない」と思ってしまう。
でも、自分のなかにある「心が満ちる感覚」を信じたら、
世界の見え方が少しずつ変わってくる。
他の誰でもない、自分にとって心地よいと感じるものを選ぶこと。
自分にとって大切な人や、大切な時間を知っていること。
それが、本当の意味での「豊かさ」なのかもしれない。
豊かさの根は、日々のなかに静かに息づいている
特別なことじゃなくていい。
美味しいごはんを食べたとき。
好きな人の声を聞いたとき。
安心できる場所で深呼吸ができたとき。
そんな当たり前のような瞬間のなかに、
豊かさは、ちゃんと息づいている。
それに気づける心でいられること。
それが、何よりも豊かなことなのかもしれない。
コメント