■ 目に見えない「息苦しさ」
毎日は普通に流れているのに、なんとなく心が疲れてしまう。
そんなふうに感じる瞬間が、きっと誰にでもある。
うまくいっていないわけじゃないのに、
どこか生きづらさを感じてしまう。
誰かに責められたわけじゃないのに、
なぜか自分を責めてしまう。
それは、きっと「ちゃんとしなきゃ」「正しくあらねば」って、
無意識に気を張り続けているからなのかもしれない。
情報の海に、心が迷子になる
SNSやニュース、あらゆる情報が一瞬で届くこの時代。
「こうあるべき」「これが正解」そんな声があふれていて、
自分の気持ちがどこにあるのか、わからなくなってしまうことも。
気づけば、誰かの人生をのぞいては、
「私、まだまだだな」って思ってしまったり。
完璧じゃない自分に、ため息をついたり。
でも、どんなに情報に囲まれていても、
本当の声は、いつだって自分の中にある。
生きづらさは、優しさの裏返しかもしれない
人の気持ちに敏感だったり、
空気を読もうとしたり、
まわりの期待に応えようとしたり。
そんなふうに、優しさを持っている人ほど、
この世界は少し生きづらいのかもしれない。
だけどその優しさは、
誰かを想う力であり、
繊細さは、深く感じとることができる才能でもある。
生きにくさの中にこそ、
この時代に必要なあたたかさが眠っている気がする。
ひとりじゃなく、共に生きる
毎日がうまくいくわけじゃない。
涙があふれる日もあるし、立ち止まりたくなる日もある。
でも、そんな時に「私もそうだったよ」って、
誰かの言葉に出会えたら、少しだけ前を向ける。
わたしはこの小さな場所からでも、
そんな言葉を届けたいと思っている。
それが、誰かの心にそっと触れるような灯りになるように。
だから私は、言葉を届け続けたい
この世界がちょっと生きにくく感じる今だからこそ、
しなやかに、軽やかに生きるヒントを、
これからもそっと届けていきたい。
一緒に、自分らしい歩幅で生きながら、
あたたかい世界を少しずつつくっていけたら嬉しい。
ひとりじゃないから、大丈夫。
今日も、明日も、あなたはあなたのままでいい。
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