誰かに約束することは、けっこう簡単だったりする。
でも、「自分自身との約束」は、とても静かで、でもずっと心の奥に残る。
朝、ふと目が覚めた瞬間のあの感覚。
なんだか心が重いときもあれば、少しだけ晴れやかなときもある。
そんなとき、私は自分に問いかける。
「今日もちゃんと、自分と約束を守れる?」と。
小さな約束でもいい
毎日たくさんのことを抱えて、全部やりきろうとすると、心が苦しくなってしまう。
だからこそ、ほんの小さなことでいい。
「今日は湯船にゆっくり浸かる」
「本を10分読んでみる」
「空を見上げて深呼吸してみる」
そうやって、小さな「自分との約束」を一つずつ積み重ねる。
それは、自分を大切にする練習みたいなもの。
約束を守れなかった日も、優しくありたい
時には、その約束さえ守れない日もある。
ぐったり疲れて、ベッドに倒れ込むように眠る夜もある。
そんな日があっても、「自分を責めない」と心に決めている。
約束を守れなかった自分にも、優しくありたい。
だって、そうやって何度も、自分と向き合ってきたんだから。
約束は「自分の味方になる」
私が自分と交わす約束の根底には、「味方でいようね」という気持ちがある。
失敗しても、傷ついても、うまくいかなくても。
そのたびに、私が私の手を握って「大丈夫」と言えるように。
誰かに認められるためでもなく、評価されるためでもなく、私は私を信じて、私と歩いていく。
だからこそ、自分との約束を大切にしていきたいと思う。
たったひとつでも、心から自分にしてあげたいこと。
それを忘れずに、今日という日を重ねていけたら、きっとそれだけで、自分の人生に少しずつ「好き」が増えていく。
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