心の奥にいる、ちいさなわたし

マインドフルネス

気づけば、今日も慌ただしく一日が過ぎていく。

やるべきこと、背負っていること、周りに合わせること。

そんな毎日を生きていると、

ふと、自分の声が聞こえなくなることがある。

「あれ? 私って、どんなふうに笑ってたっけ?」

「本当は、何が好きだったんだっけ?」

そんなふうに、胸の奥に、小さなさみしさが顔を出すときがある。

いつの間にか居なくなっていた、ちいさなわたし

心の奥深くには、子どもの頃の「わたし」がちゃんと生きてる。

元気で無邪気で、

少し臆病で、

でも世界にワクワクしていた「わたし」。

大人になっていく途中で、

その「わたし」を見ないふりをしたり、

押し込めてきたり、

そんなこともあったかもしれない。

でも、

心の奥底にいる子どもの心を、時には開放してあげよう。

大人になっていくうえで、消えてしまったり、

心の奥に閉じ込めてしまった子どもの心。

それこそが、人間らしく、大切なものだから。

解き放たれたとき、世界は少しやさしくなる

子どもの心は、とても繊細で、純粋で、自由。

「やってみたい!」って思ったらすぐに動く。

「なんだかイヤ」って思ったらちゃんと感じる。

その感覚を、大人になっても大切にしていけたら、

生きることはもう少し楽になる。

泣いたっていいし、拗ねたっていい。

笑いすぎても、はしゃいでも、

それが“私らしさ”なら、

ぜんぶ愛しい。

あなたの中の、ちいさな“あなた”に

ねえ、最近どう?

寂しくなってない?

ちゃんと、笑ってる?

ずっと奥に閉じ込めてきたあなたの中の“ちいさなあなた”に、

今日は少しだけでも話しかけてあげてほしい。

それは、とてもやさしい、あなた自身との再会。

世界がちょっと曇って見える日でも、

その子が笑えば、きっと空の色は変わる。

必要なのは、いつだって

「ほんとうの私に、戻る時間」かもしれない。

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