人生という長い旅で、私たちが何度も立ち止まり、空を見上げ、そして深い息を吸い込む瞬間があります。
そんな時、心のどこかでふと思うのです。「私の人生の目標は?」と。
この年齢になってようやく自分の人生の目標が見え始めた私が、その探し方についてお話しします。
目標がぼんやりとしていても、それを追い求める旅は、いつ始めても遅くはないんです。
はじめに
私が目標を見つけるまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
私は自分が何を求めているのか、どう生きたいのかについて、この年齢になるまでずっと明確な答えを持っていませんでした。社会の目や、周りの成功を見て、自分は何に向かっているのか、考えるほどに焦りが募ることもしばしば。
でも、それは私だけではないはず。
小さな頃から目標を持って生きている人はそう多くないと思います。
目標が見つからない、何がしたいかわからない。そんな人へ贈ります。
まずは自分を知る
人生の目標を見つける最初のステップは、自分自身を深く知ることから始まります。
自分の好きなこと、得意なこと、情熱を感じることに時間をかけて考えてみましょう。これらのことは、人生の目標を見つける上でのヒントになります。私の場合、長い時間をかけて自分自身について考え、自分の本当の興味や情熱が何であるかを今ようやく理解できるようになりました。
試行錯誤してチャレンジしてみる
目標を見つける過程は、試行錯誤の連続です。
失敗を恐れずに、色々なことにチャレンジしてみることはおすすめです。目標を見つけるためにはチャレンジしてみないとわからないことも多いのです。
私も多くのチャレンジをし、その中で何が自分に合っているのか、何が本当にやりたいのかを見つけ出すことができました。試行錯誤やチャレンジは自分自身の限界を超えることができるだけでなく、未知の自分を発見することにつながります。
人との関わりを大切にする
人との関わり合いも、自分の目標を見つける上で大切な要素です。
対話を通じて新たな視点を得たり、インスピレーションを受けたりすることがあります。知らないことを知ることは自分の世界を広げることです。それは、自分の力だけでは限界があります。人との関わりで、良い情報や機会を提供されるということは珍しい話ではありません。
私の場合も関わった方々から、有益な情報をたくさん得ることができ、目標を設定することに大きな影響を与えてくれました。
小さな一歩から始める
目標が見つかったり、目標まではいかなくてもある程度自分の進みたい方向が見えてきたら、それに向かってまずは小さな一歩を踏み出し始めることが大切です。
大きな目標も、小さな行動の積み重ねから成り立っています。例えば、新しいスキルを身につけたいなら、まずは関連する本を一冊読んでみる、オンラインの短期講座に申し込む、といった小さな行動から始めることができます。
重要なのは、その目標に向かって一歩を踏み出す勇気を持つことです。
私も自分の目標に向かって小さな一歩を踏み出すことで、少しずつでも前進している実感を得ることができました。
継続は力なり
どんなに小さな目標でも、それを継続することで、大きな目標へと変わっていきます。
また、目標のカケラのような、ぼんやりとしたものだとしても、目標のために前進していると、少しずつ目標が明確になってきたり、本当の目標を見つけたりすることにつながります。
途中で挫折しそうになったり、目標に向かって進めているのかわからなくなって不安になり進むことに躊躇してしまうこともあるかもしれません。
しかし、諦めずに継続する力が、最終的に大きな成果を生み出します。
一日だと小さな一歩だとしても、一年経てば自分が遥かに遠くまで歩いたことがわかるはずです。
最後に
人生の目標を見つけることは、一晩で終わるような簡単なものではありません。
44歳にしてようやく見つけた目標がある私ですが、その輪郭はまだぼんやりとしています。
しかし、その目標に向かって、私は毎日少しずつでも進んでいます。
人生の目標を見つけることは、年齢に関係なく、いつからでも始められる旅です。年齢なんて関係ありません。12歳で目標を見つけられる人がいれば、70歳で目標が見つかることだってあります。
新たな出会いや発見で夢や目標が変わる人だっているかもしれません。でも、それでいいんです。
人生のストーリーはひとつではありません。たくさんのストーリーで変わっていく日々の中で新たな自分を発見して、目標を設定していく。その目標は変化しても大丈夫です。
大切なことは前進することをやめないこと。
一歩一歩進んでいくことで、新たな自分に出会えたり、目標のカケラを拾ったり、素晴らしい夢に出会えたりするでしょう。そう、小さな行動であなたの人生はより豊かなものになるはず。
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